Special Interview山田裕貴

2019年は、NHKの連続ドラマ小説『なつぞら』で演じた小畑雪次郎としてお茶の間にも知られることとなり、また『HiGH&LOW』シリーズや、『HiGH&LOW THE WORST』で演じた“村山”としても愛されている山田裕貴。彼は2020年、『SEDAI WARS』と『ホームルーム』というふたつの連続ドラマに主演する。ノリに乗っていると誰もが思う今の状況に対して、彼自身はどう思っているのだろうか。

※2020年1月15日時点の情報です。

芝居はやってくうちに変わってくる。今はすごくいい状態です

2020年1月は『SEDAI WARS』と『ホームルーム』の2作品に主演されます。2019年はいろんなところで大活躍でしたね。

作品が結構続いていたので、もっと時間がほしいと思うこともありました。でも、やらないといけないときにはやらないといけない。舞台もそうなんですけど、やってくうちに芝居って変わってくるんです。忙しいけど研ぎ澄まされてくるので、『ホームルーム』の撮影をしている今はすごくいい状態なんですよ。

『SEDAI WARS』で演じる柏木悟は、これまでとは違う役柄のようですね。

今までやってきた役だと、『HiGH&LOW』の村山みたいにカッコいい役もあったんですけど、今回の悟はカッコ悪い役。そんな悟が何を持っているのかというと、誰とも平等に接することができるし、人を悪く思わないし、その悟の心が世界を変えていくんです。

©「SEDAI WARS」製作委員会・MBS

そんな悟を演じるのに、どんなところに気を配りましたか?

わざとカッコ悪くなるようにしました。別に自分のことがかっこいいと思ってるんじゃないですよ(笑)。よくドラマとかでも、役としてはカッコよくないのに、髪型はキメキメだったりして、なんでこんなにカッコよくやってるんだろうってときもあるじゃないですか。でも、悟は外見もそうじゃないキャラクターだと思ったので、カッコよさをそぎ落としていきました。

アドリブなのか演技なのか、わからないのが僕の強み

山田さんというと、『HiGH&LOW』でも、村山という人になりきって出てくるものを大事にされていましたよね。今回はいかがでしたか?

『SEDAI WARS』でもアドリブの部分も面白いですし、坂本浩一監督とは三作一緒にやってきて「お芝居のことは任せた」と言ってくださっていて、こちらの芝居を拾ってくれる方なので、現場で思いついた生きたセリフをぶち込んでいるところはありますね。『HiGH&LOW』のときみたいな感じがあります。

『ホームルーム』はいかがですか?

小林勇貴監督は、Twitterで僕のことを「思いついたことを百億倍でやってくれる人」って書いてくれてたんですけど、すごくなんでも受け取ってくれる人です。ついこの間も、なぜか(映画の)『ジョーカー』のようにダンスをしていましたからね(笑)。台本にはなかったんですけど、そこに階段があったから……。

©「ホームルーム」製作委員会・MBS ©千代/講談社

僕のポリシーとして、演技をしないというか、アドリブなのか演技なのかがわからないのが僕の強みだと思うので、『ホームルーム』でも、ほんとにこの人って変態なんじゃないか、そういう部分が僕の中にあるんじゃないかってところを引き出している感じです。

2020年はどんな一年にしたいですか?

周りから「すごいね」って言われることと、僕の満足度はけっこう違っていて、もっと話題の男にならないといけないとは思ってますね。僕は俳優なので、作品で評価されないと意味がないというか。今、29歳だけど、新人賞っていつまで獲れるものなのかな、僕はそもそも新人なのかなとか。僕はまだまだだと思ってるし、世の中そんなに甘くない。

でも、ここまでこれたってことは、できると思ってやってきたからだし、これをどう広げられるかですね。人間としてもっとはびこらないとって思います。広く心に残る人にならないと、30代以降はけっこうキツいと思うし。焦ってるわけじゃないんだけど、今こそ「ノリに乗っちゃいけない」。もう大丈夫なんて思えてないし、今までで一番油断しないようにしてる。だから2020年もそんな感じで行くんだと思います。

SNSは苦手でした。でも作品を知ってもらわないと

ここからはスマホの話を聞かせてください。山田さんはかなりTwitterを活用されていますね。自分の中でルールはありますか?

めっちゃあります。もともとSNSやりたくなかったんですよ。SNSを使わずともちゃんと認めてもらえる人になろうと思って、避けてたんです。でも、樹木希林さんのインタビューを読んだら「自分の作品を宣伝しないなんて俳優じゃないわよ」って書いてあって、確かにそうだと思って。僕らって見てもらわないと仕事にならないし、知ってももらえない。そういうことだと納得して、今は全力で宣伝しています。

山田さんのことを書いた記事なんかもリツイートしてくれてて、書いたほうも励みになります。

ほんとは褒められてる記事をリツイートするなんて恥ずかしいし、頭おかしいと思うんですよ(笑)。でも、やっぱり、作品の良さも、僕の良さも知ってもらいたいし、素敵に書いてくれた記事には感動します。

それと、最近はSNSが宣伝に偏りすぎてきているから、オフの情報のない感じになってもいけないなと。Twitterは特に文字だから、語りたくなったらめっちゃ語ってしまいます。それで「病んでる」みたいに言われることもあるから、昔はやりたくない気持ちもあったんですけど、思ってることを真面目に書いてるだけで、そんなことないし、ネガティブになってるわけじゃないんです。

LINEを活用したりもしてますか?

『SEDAI WARS』で出合正幸さん演じる黒田哲也っていうキャラクターがあるものを抱えてて、僕が演じる悟が「そのままでもかっこいいですよ」と語りかけるシーンがあるんです。そのときに、哲也が気合を入れて走り出すんですけど、そんなときって「はっ」とかそういう声出すと思うんですけど、なぜか出合さんが「やーーーい」って聞いたことないようなかん高い声を上げたんですよ。そんなの初めて聞いたんで、みんな大爆笑でした。それで出合さんと真飛聖さんと僕のグループLINEの名前が「ヤーイ!」になりました(笑)。でも、独創性っていうのが一番芸術を生むと思うんで、「やーーーい」っていうのが去年の僕の一番の流行語ですね(笑)。

SNSを使うより電話のほうが好きなんです

普段のLINEは?

僕、めっちゃ返信遅いんです。電話のほうがいいんです。友達と「今なにしてる?」「今撮影中」「ご飯いけないかな」「え?夜?」「どこ行く?」「何にする?」っていう会話って、電話だとすぐ終わるじゃないですか。スマホで文字を打ってる間ってほかのこともできないので、電話のほうが好きなんですよね。

『HiGH&LOW THE WORST』の中で村山がコブラに電話してるところを思い出してしまいました。スマホのロック画面はどんな画像にしていますか?

日光東照宮の昇り龍の写真にしています。家の近所でよく行く立ち飲み屋で出会ったご夫婦がいて、奥さんが僕のことを応援してくれてて。その旦那さんがずっと弁護士になるために司法試験の勉強をしていて、見事受かったんですけど、「これ(昇り龍)を待ち受けにしてたんだよ」っていうことで、僕ももらって待ち受けにしました。

その待ち受けにしてからいいことはありましたか?

2019年はいいことばっかりだったんで、そのご利益かどうかはわからないんですけど、すごく素敵なご夫婦なので、そういうやりとりがうれしかったんです。ご夫婦の関係性もいいなって思ったし、ふたりの人柄が好きだから、旦那さんが司法試験に受かったことも僕もすごくうれしくて。素敵なふたりが持っている写真だし、それに、僕もたまたま日光東照宮に行ったとき、降り龍のほうの写真を撮ってたんです。そういう偶然というか、引き寄せてるなってことが最近すごく多いです。

Profile

やまだ・ゆうき
1990年9月18日生まれ、愛知県出身。2011年にドラマ『海賊戦隊ゴーカイジャー』(テレ朝系)のゴーカイブルー役で俳優デビュー。令和元年度(第74回)文化庁芸術祭賞 新人賞を受賞。近作にNHK連続テレビ小説『なつぞら』、『特撮9』(テレ朝系)、映画『あの頃、君を追いかけた』、『HiGH&LOW THE WORST』など。1月23日(木)からは『ホームルーム』がスタート。映画『嘘八百 京町ロワイヤル』、『燃えよ剣』、『ヒノマルソウル』が公開予定。

Information

●『SEDAI WARS』
毎週日曜24:50〜(MBS)/毎週火曜 25:28〜(TBSほか)

(あらすじ)

舞台は近未来の日本。世代間の軋轢によって社会が崩壊の一途を辿るなか、時の内閣総理大臣に代わって日本を治める大統領を決めるという“SEDAI WARS”の開催が発表された。それはSEDAI(セダイ)と呼ばれる各世代の代表者がVR空間内でバトルロイヤルを行うというトンデモない内容で…。

出演:山田裕貴、岡田浩暉、真飛聖、浅川梨奈、池田優斗、横山めぐみ、出合正幸、奥山かずさ、鈴木正幸/西岡德馬/大友康平 ほか

●『ホームルーム』
1月23日(木)スタート
毎週木曜24:59〜(MBS ほか)

(あらすじ)

多くの電子書店で総合ランキング1位を獲得した戦慄の学園サイコ・ラブコメをドラマ化。爽やかイケメン教師・愛田凛太郎(山田裕貴)のクラスでは、生徒の桜井幸子(秋田汐梨)に対して毎日不快なイタズラが続いていた。正義感が強い愛田は、幸子がイジメられる度に助けに向かい、優しく手を差し伸べるが、そこにはあるとんでもない秘密が…!?

出演:山田裕貴、秋田汐梨 ほか

撮影:島村緑 取材・文:西森路代
スタイリング:森本晃嘉 ヘアメイク:小林純子

サイン入り写真プレゼント

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1名様にプレゼント!

応募方法

以下のメールアドレスまでご応募ください。

応募用メールアドレス

nexistyle@nexi.jp

メールの件名は「山田裕貴サイン入り写真プレゼント」とし、メール本文にクイズの答えのみを記入し、お送りください。(応募時にはお名前、ご住所、お電話番号等の情報は記入不要です。)

■ 応募用クイズ
『SEDAI WARS』で山田裕貴さんが演じる役の名前(フルネーム)は?

応募締切

2020年2月20日(木)23時59分

当選発表

2020年2月21日(金)

厳正なる抽選の上、当選者の方にはメールにてご連絡させて頂きます。 またご連絡の際に、発送に必要なお届け先情報を別途、お伺いしますので当選メール内に記載される期限までにご回答ください。

※迷惑メール防止などでメールの受信設定をされている場合は、nexiSTYLEからの当選メールが届きません。「@nexi.jp」からのメールが受信できるように設定を行ってください。

注意事項

※応募は1アドレスにつき1回までとなります。
※抽選結果に関するお問合せにはお答えできませんので、予めご了承ください。
※ご応募いただきましたメールアドレスは、当選のご連絡のみに使用させていたします。抽選後は速やかに消去いたします。
※当選した権利およびお受け取りになった賞品は第三者へ譲渡できません。オークションへの出品・営利目的での転売等が発覚した場合は、賞品をご返却いただくことがあります。