Special Interview瀬戸利樹

突如として自殺暗示催眠をかけられた36人の高校生たち。催眠発動のシグナルは全部で100、暗示を解く方法はクラスメイトの死のみ――実写化不可能と言われた超問題作をオリジナル展開で映画化した『シグナル100』。

この壮絶なデスゲームの鍵を握るキャラクター、和田隼を演じる瀬戸利樹さんに、撮影裏話や役者としての心意気、そしてスマホライフをうかがいました。

※2020年1月20日時点の情報です。

役作りのキーワードは「死んだ目で、美しく、かっこよく」

最初に脚本を読まれたご感想は?

登場人物がどんどん死んでいく作品に出演するのは初めてなんですが、『バトル・ロワイアル』が好きだったので、こういうテイストの作品に出られることをうれしく思いました。といっても、死の恐怖と向き合う表現は自分の経験から探ることができず、すごくプレッシャーを感じました。

演じる和田についてはどのように?

もし同じクラスにいたら、僕自身は絶対に話しかけない、近寄らないタイプです(笑)。自分とは真逆の、しかも、作品のキーとなるキャラクターだったので、今までで一番といっていいくらい悩みました。監督さんや脚本家さんと何度も話し合い、何とか作り上げていった感じです。

具体的にはどのような?

普段は原作モノが多く、原作をヒントに肉付けしていく作業をするのですが、今回は原作があるとはいえ全然違うキャラクターになっていて、ほぼ1から作っていく感じだったんです。初めてに等しい作業だったので新鮮でもあり、複雑で大変でもあり。まずは脚本に描かれている以外の年表を作るところから始めました。

榊役の(小関)裕太くんとも話し合い、会話がなくても目だけで伝わるような関係性を作れたから、違和感なく和田として生きられたかなと思います。

(C)2020「シグナル100」製作委員会

監督さんにもらった言葉で印象的だったことは?

大前提として、「死んだ目で、かっこよく、美しくいてくれ」と言われて、そこはクサくてもいいかなと思うくらい、やりきりました(笑)。決めポーズとか現実の世界にいたらヤバいやつなんですけど、狂気じみたように見せなくてはいけないので、それをしっかり、かっこよく。

そんな“狂気じみた和田”に対して、演じるうちに印象は変わりましたか?

僕はもう、和田は人間らしいなと思ってしまっているんです。戦略的で恐怖を感じていることを見せない、そこも愛おしいなって。今はもしクラスにいたら、ちょっかいかけちゃうと思います(笑)。ボロが出るんじゃないかな? かわいいところが出てくるんじゃないかな? って。和田の人間らしい部分が描かれているシーンもあるので、どこか共感してもらえるんじゃないかと淡く期待しています。

もしご自身が本作のような“バトル・ロワイアル”的な状況に陥ったらどうしますか?

流されて参加しちゃうと思います…。孤独には耐えられないので、劇中のサッカー部のように多少みんなとつるみつつ…。でも、最後まで生き残らないだろうなというのは確信しています(胸を張って)。戦略的で孤高な和田とは大違いですね(笑)。

(笑)。撮影現場でのテンションはどのような感じでしたか?

演じてみると、全く自分と近しい部分がなく、想像しかできない部分が多かったからこそ、意外とやりやすかったです(笑)。「用意スタート!」と言われたときに躊躇なく、気持ちよく演じることができました。それが皆さんにどう感じられるのかという不安はありましたが、役者としては本当に楽しい役でした。

橋本環奈さん、中村獅童さん、そして仲間たちに役者として刺激を受けました

共演者の皆さんとのご関係はいかがでしたか?

役も役なので、僕はみんなと話さないように1人でいようと思っていたのですが、裕太くん、甲斐(翔真)くん、中尾(暢樹)くん、福山(翔大)くんがありがたいことに何度も話しかけてくれて(笑)。クランクインにつきものの緊張はそれで解消されました。

休憩時間に役を引きずるようなこともなく…。

ないですね!(笑) どう見られるか不安な部分もあったので、カットがかかった瞬間に…特に中尾くんと甲斐くんは共演経験(『チア男子!!』『仮面ライダーエグゼイド』)もあるので、すぐ「今のどうだった?」って聞いて(笑)。途中から中尾くんに「俺が思っていた和田の像に近い」と言ってもらえたのはうれしかったです。

ちなみに甲斐さんからは?

甲斐くんとはそういう話、しなかったですね! 何かくだらない話ばかりしていました(笑)。

ヒロインの橋本環奈さん、教師役の中村獅童さんの印象はいかがでしょうか?

橋本さんは常に明るい方です!(笑) きれいでかわいいのに三枚目みたいな印象が表でも裏でもそのまま変わらず、座長として周りに気を遣って笑わせてくれていたので、頭が上がらなかったです。そして僕はなぜかよく突っ込まれていました、ボケているつもりはないのに…(笑)。

中村獅童さんはこの生徒役のキャストと1人も話していないと思います。劇中でも仲良くなる感じではなかったですし、獅童さんが自分のペースで自分の空間を作ってらっしゃるのを見て学ぶという感じで、カットがかかるたびに僕らは集まって「…今のヤバいね」と感想を言い合う(笑)。僕らの反応を面白がるように1回1回演技を変えていらしたので、「役者だ…!」とゾクゾクしました。

ここ1〜2年、出演作が続きますが、演じることへの意識は変わりましたか?

本当にありがたいことにすごくたくさんの作品に関わらせていただいて、やればやるほど奥深さを痛感しています。足りない部分が明確になってきたので、楽しさも倍増したけど、不安やネガティブな部分も増えたなって。

具体的には?

例えば、声ですね。作品は目で見るものですけど耳で聞く要素もやっぱりすごく大事で。全部の役を同じ声質でやってしまったら、瀬戸利樹が演じている○○役という印象になってしまう。これからはそういうふうにはなりたくなくて。自分を、どんどん役の中で少しでも消せるようにしていきたいなという気持ちが強いです。

役を演じるごとに引き出しが増えていく感覚はありますか?

増えてはいるんですけど、それをものにできているかというとそうではないと思っていて。それをいつでも出せるように、休みの日とかを有効に使っていかなきゃいけないな、という気持ちは強くなりました。今回の役のように、いろんな人の気持ちに対する理解は増えていっていると思います。

人間関係はサバサバしていて、ゲームホリック気味!? なスマホライフ

続いて、スマホライフをお聞かせください。瀬戸さんのスマホとのお付き合いは深いほうですか?

よく使っています。1年ほど前にスマホを失くしてしまい、3日間、タブレットで仕事の連絡は取れるものの…という生活を送ったんです。スマホがないとすべてがキツくて、1日を長く感じました…。それくらいスマホを見ている時間が長いんだなって実感しましたね。

アプリの数は多いほうですか?

多くはないと思います。写真加工のアプリもほとんど入れてないし…。ゲーム系、移動中に見る「Amazonプライム・ビデオ」、「Netflix」、「Hulu」などの動画系は家とスマホの両方に入れています。機械とかガジェットは得意なほうなんですが、アプリは意外に少ないんですよ。

ロック画面のこだわりはありますか?

初期のままです。アプリは全部で2画面に収まっています。フォルダも作っていますが、1つ1つの中身は少ない。シンプルですね。

LINEではどのようなタイプですか?

僕、レスが遅いってよく言われます。ゲームが好きなので、テレビゲームをやっているときはスマホを見ないし、スマホゲームをやっていても通知は出るけどゲームを続けちゃうので、たまにマネージャーさんに「早く返して」って怒られます(笑)。

分かります(笑)。スタンプは使われますか?

わりと好きで、スタンプは10コ以上あります。お笑い系が多いですね。ダウンタウンさんや、サンシャイン池崎さんの音声付き、それからゆるキャラみたいなかわいらしいやつとか、結構幅広く持っています。中でもよく使うのは「了解」のスタンプですね。最高です!

LINEの返事は長文ですか? 短文ですか? スタンプのみ?

極力短く、1文か2文で返す感じです。長くても1行書いたら送って、ポン、ポンってやるタイプですね。

既読スルーをされても気にならない?

全然気にならないです。自分もよくゲームを優先させますし。

わりとサバサバしているタイプなんですね。

(笑)。よく言われるんですけど、僕って淡白で、あんまり他人に興味がないらしいんです。だから自分の中の目標として、もっと他人に興味を持つ、ということを掲げています。役者としても役立ちそうだなと思っているので。

ゲームが題材となったヒーロー作品の仲間とは、今もゲームでつながっています

グループLINEなどにはよく参加されますか?

盛り上がっていたら混じって入るタイプで、自分が起点になる気質はないですね。断られたり、既読スルーとかされたりしたらイヤなので…。あ、見ているときに既読になって返ってこないのはさすがに僕もショックを受けます(笑)。だから、誘うより誘われるほうが多いです。

中でも一番活発なグループLINEがあれば教えてください。

やっぱり『仮面ライダーエグゼイド』のときのグループは未だに連絡をとっていますね。特に最近、ポケモン(「ポケットモンスター ソード・シールド」)が発売されたじゃないですか(※取材は2019年11月)。結構やっている友人が多くて、「今○○のポケモン出始めた」とかそういうのをめちゃめちゃ連絡取り合っています(笑)。

ゲームが題材の仮面ライダーのキャストが、今もゲームでつながっているんですね(笑)。

そうなんですよ(笑)。

瀬戸さんは公式ツイッターとインスタグラムをされていますが、SNSをやる上で心がけていることはありますか?

写真付きでUPすることですね。写真自体へのこだわりはそんなにないんですけど(笑)、仕事の告知やリツイートが中心のツイッターも、文字だけよりは写真付きのほうがいいかなって。インスタグラムは結構自分の思うままに、プライベートに近い部分で更新しています。

結構特徴的な、面白いハッシュタグをお使いですよね。

内容を確認せずに投稿してしまうところがあって…「#TSUTAYA」を「#TUTAYA」ってSを入れ忘れて、次の投稿で「ごめんなさい! #TSUTAYA です!」と直すこともあります(笑)。あとは特に何も考えず、長い文章のタグになってしまうことが多いです。

ありがとうございます。最後に今後のスマホライフに期待することは?

もうちょっと使用を控えたほうがいいのかな…と思うほど使っていますけど、スマホはお仕事にも役立っていますし、ゲームする時間を少しだけ削って、いい距離感で、自分の時間を有効活用できるようにしたいなって思います。

Profile

せと・としき
1995年10月7日生まれ、千葉県出身。2014年のドラマ『弱くても勝てます~青志先生とへっぽこ高校球児の野望~』(日テレ系)で俳優デビュー。2016年『仮面ライダーエグゼイド』で注目を集める。近作に『都立水商!~令和~』(MBS)、『偽装不倫』(日テレ系)など。現在、ドラマ『ランチ合コン探偵~恋とグルメと謎解きと~』(日テレ系)と、公開中の映画『カイジ ファイナルゲーム』に出演中。また、舞台『あずみ~戦国編~』が2020年3月より上演予定。

Information

映画『シグナル100』
1月24日(金)全国ロードショー

Story

樫村(橋本環奈)、榊(小関裕太)、和田(瀬戸利樹)ら36人の生徒たちは、担任教師・下部(中村獅童)に突然“自殺催眠”を掛けられてしまう。そのトリガーは「遅刻をする」「電話を掛ける」「涙を流す」など、普段から何気なく行っている動き。死の暗示を解く方法は、「クラスメイトの死」だと知った生徒たちは、生き残りを掛けた壮絶なデスゲームへ突入する。

原作:宮月新・近藤しぐれ
   『シグナル100』(白泉社・ヤングアニマルコミックス)
監督:竹葉リサ
脚本:渡辺雄介
音楽:Jin Nakamura
主題歌:yukaDD(;´∀`)「Carry On」(ワーナーミュージック・ジャパン)
出演:橋本環奈
   小関裕太 瀬戸利樹 / 中村獅童 ほか
配給:東映

(C)2020「シグナル100」製作委員会

撮影:中村彰男 取材・文:坂戸希和美

サイン入り写真プレゼント

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1名様にプレゼント!

応募方法

以下のメールアドレスまでご応募ください。

応募用メールアドレス

nexistyle@nexi.jp

メールの件名は「瀬戸利樹サイン入り写真プレゼント」とし、メール本文にクイズの答えのみを記入し、お送りください。(応募時にはお名前、ご住所、お電話番号等の情報は記入不要です。)

■ 応募用クイズ
『シグナル100』で瀬戸利樹さんが演じる役の名前(フルネーム)は?

応募締切

2020年2月24日(月)23時59分

当選発表

2020年2月25日(火)

厳正なる抽選の上、当選者の方にはメールにてご連絡させて頂きます。 またご連絡の際に、発送に必要なお届け先情報を別途、お伺いしますので当選メール内に記載される期限までにご回答ください。

※迷惑メール防止などでメールの受信設定をされている場合は、nexiSTYLEからの当選メールが届きません。「@nexi.jp」からのメールが受信できるように設定を行ってください。

注意事項

※応募は1アドレスにつき1回までとなります。
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※ご応募いただきましたメールアドレスは、当選のご連絡のみに使用させていたします。抽選後は速やかに消去いたします。
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