Special Interview中井貴一×佐々木蔵之介

2018年に公開され、スマッシュヒットを記録した『嘘八百』が、製作陣&メインキャスト陣はそのままに、いや、パワーアップして帰ってきた続編『嘘八百 京町ロワイヤル』が1月31日(金)より全国公開されます。

前作に続き、W主演となったのは中井貴一さん&佐々木蔵之介さん。中井さんは目利き古美術商の小池則夫を、佐々木さんは腕利き陶芸家の野田佐輔としてまたもや骨董コンビを組み、幻のお宝をめぐって、だまし合いの大騒動を繰り広げます。

今回、nexiではおふたりに続編に懸ける思いに加えて、スマホライフや意外なお気に入りアプリまで、お話していただきました!

※2020年01月30日時点の情報です。

中井貴一、『嘘八百』は「大人が楽しめる喜劇」

2020「嘘八百 京町ロワイヤル」製作委員会

前作『嘘八百』から、およそ2年たっての続編『嘘八百 京町ロワイヤル』公開となりました。『嘘八百』公開時、おふたりのもとに反響は届いていたんでしょうか?

中井貴一(以下、中井)観てくださった方からは、「面白かった!」とか「久しぶりに大人の喜劇を観た気がした」という声をいただきました。それに、「映画館が混んでいたよ」という話もしてもらっていたので、「お客さんが入ってくれているんだな」と、何となく耳には入っていたんです。けど、まさかそのときに第二弾まで作れるとは思っていなくて。

佐々木蔵之介(以下、佐々木)本当に、客層の幅は大きかったと思いますね。僕は普段テレビドラマとか、舞台とかで攻めたような芝居をやると、「もっとわかりやすいやつ、やってほしい」とか言われるんですよ(笑)。

中井(笑)。

佐々木「1回観ただけじゃわからへん!」とか言われたりするんですけど、『嘘八百』はなんか、みんなが楽しんでくれましたねえ。

「わからへん」とは言われなかったんですね。

佐々木そういうことは言われませんでした。広く楽しんでもらえましたね。

中井大人が楽しめる喜劇というか、大人を対象にした映画がとても少なかったので、そういう意味では、ご高齢の方たちも映画館に足を運んでくださったんですよね。

佐々木そうですね。喜劇なので、何かを知っていないといけないとか、知識が必要ということではなく、気楽に楽しめるのがよかったのかな、と思っています。昔懐かしい、温かみのある喜劇の映画が『嘘八百』ですよね。今回はタイトルこそ『京町ロワイヤル』って言っていますけど…そんな華やかさがあるわけでもないし(笑)。

中井今更だけど、『京町ロワイヤル』ってどういう意味なの(笑)?

佐藤プロデューサー「ロワイヤル」は「高貴な」という意味もありますし、「取り合う」ような意味もあります。本作だと「お宝を探す」みたいな意味合いで、京都の町で繰り広げられる華やかさもタイトルに込めてみました!

中井&佐々木ありがとうございます、わかりました(笑)。

前作から今回まで、おふたりの間で変わったことなどはありましたか?

中井…ゾッとするほど変わっていないです。

佐々木はい、変わっていません!

中井『嘘八百』と撮影時期まで一緒だったものですから、寒さまで同じで。自分の洋服(衣装)を着たときに、「本当に、何も変わっていない…!」と、ぴったりリンクしていきました。

佐々木ロケ地に関しても「よく同じような部屋を見つけてきたな」と思いましたもん。

本作ならではの面白さを挙げるなら、どこになりますか?

中井タイトルこそ『嘘八百』となっていますけど、ベースはきっちりしているんですよね。利休の茶碗とか、古田織部の茶碗とか、日本の持つ歴史、普遍的なものの上に乗っかった現代の男たちのハチャメチャな生き方が描かれていて。ベースにあるものがちゃんとしていて、その上で僕たちがあたふたしているのが、『嘘八百』を支えているような気がします。そこが映画のよさかもしれないですよね。

「大人が楽しめる喜劇が減っている」というお話もありましたが、こうしてシリーズ化のような形で喜劇のジャンルが残ること、作る意義については、どう感じていますか?

中井いろいろなパターンの映画を提供するのが僕たちの仕事になるので、どんなパターンも、提供する種目を減らしてはいけない意識はあります。喜劇ということだけではないですけど、特に『嘘八百』は日本人の持っている琴線に触れるとでも言うんでしょうか。『寅さん』(『男はつらいよ』)や『釣りバカ日誌』から受け継ぐ喜劇のような気がします。そういう意味では、1作目で終わらず2作目が作れたことはよかったなと思います。

偏ることなく、いろいろな種目を提供していきたいという思いは、昔からずっとお持ちだったんでしょうか?

中井そうですね。基本的に日本って、題材になる要素がすごく少ない国なんですよね。軍隊は持たないですし、格差とは言われながら、世界で見ると貧富のあり方みたいなものの存在が違うじゃないですか。しかも世の中はどんどん便利になっていくので、「連絡がつかない」ということがないでしょう。

例えば、お互いが「待ち合わせよう」と言ったのに来ない、連絡のつく手段がない、と。そこにお客さんがドキドキする共感が生まれるはずなのに、携帯がある、LINEをすればいいとなっていく時代の中では、やれることがどんどん少なくなっていってしまっているんです。そこにどんなドラマを作っていくかがとても難しい時代の中で、題材も少ないとなると、そういう意味でも、ひとつも(種目を)なくしてはいけない、という気が僕はしています。

おふたりのスマホライフについても教えてください。中井さんと佐々木さんは、この2年、連絡を取り合ったりしていたんですか?

中井うん、しますよ。

佐々木しますよね。

中井普通にメールで「飯、行こうか」とか、「舞台、観に行くわ」とか、やり取りをしていますね。

よく使うWEBサービス、アプリは何でしょうか?

佐々木「Yahoo!ニュース」をよく見ます。一番使っているのはメモアプリですね。

中井メモアプリ…?

佐々木スケジュールが出たら、メールから検索するのも面倒くさいから、メモアプリに全部入れるんです。「この記事を校正してください」とかも全部メモに入れて、その中でやって送ったりしています。

中井へ~。僕は「Foodie」かな!

佐々木え、何それ!?

中井カメラアプリ。ちょっと色が変えられたりするの。

加工とかもお好きなんですか?

中井うん。でも目が大きくなるようなアプリとかは使わないですけど(笑)。

佐々木あ~!

中井「Foodie」はお料理をブログなどにアップさせる時に使ってます。

最後に、おふたりの待ち受け画面も教えてもらえますか?

中井鎌倉の極楽寺の近くにある成就院の不動明王です。『最後から二番目の恋』(フジテレビ系)というドラマを撮ったときに、そのあたりがロケ地だったんですよ。「そこの不動明王を撮ったらいいよ」と言われてから、ずっとそのまま待ち受けにしています。だから僕の待ち受け、めっちゃ怖いですよ!

佐々木不動明王かあ~(笑)! 僕、何やったかな?(ご自身のスマホを見せながら)あ、そのままです。待ち受けっていう考えがなくて、買ったときのままのものでした(笑)。

レアなお話をいろいろと、ありがとうございました!

Profile

なかい・きいち
1961年9月18日生まれ。東京都出身。映画『連合艦隊』でデビューし、日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞。1983年にはドラマ『ふぞろいの林檎たち』(TBS系)で一世を風靡し、1988年にはNHK大河ドラマ『武田信玄』の主演を務める。1994年の『四十七人の刺客』では日本アカデミー賞最優秀助演男優賞、2003年『壬生義士伝』では同賞最優秀主演男優賞を受賞、その後も数々の賞を受賞し、日本を代表する名優に。近年公開作に、2017年『花戦さ』、2019年『記憶にございません!』などがある。

ささき・くらのすけ
1968年2月4日生まれ。京都府出身。大学在学中から劇団「惑星ピスタチオ」で看板俳優として活躍。2000年、NHK連続テレビ小説『オードリー』で注目を集める。以降、数々の作品に出演し、2014年、『超高速!参覲交代』で第38回日本アカデミー賞優秀主演男優賞を受賞する。近年公開作には、主演を務めた2017年『破門 ふたりのヤクビョーガミ』や、2017年『3月のライオン前編、後編』、2019年『空母いぶき』などがある。また、2019年話題になったドラマ『シャーロック』(フジテレビ系)では、警視庁刑事部の江藤礼二を演じ、際立つ存在感を放った。

Information

2020「嘘八百 京町ロワイヤル」製作委員会

『嘘八百 京町ロワイヤル』

監督:武正晴
出演:中井貴一 佐々木蔵之介 広末涼子 友近 森川葵 坂田利夫 前野朋哉 木下ほうか 宇野祥平 塚地武雅 桂雀々 加藤雅也 竜雷太 山田裕貴 吹越満 ほか

1月31日(金)TOHOシネマズ日比谷ほか全国公開

Story

かつて、大阪・堺で幻の利休の茶器で大勝負を仕掛けた古物商の則夫と陶芸家の佐輔。二人はそれぞれの人生を送っていたが、ひょんなことからお宝眠る古都・京都で再会を果たす。そこで出会ったのは、着物美人の志野。彼女のけなげな想いにほだされて、二人は利休の茶の湯を継承し「天下一」と称された武将茶人“古田織部”の幻の茶器にまつわる人助けに乗り出すが、有名古美術店や大御所鑑定家、陶芸王子、テレビ番組をも巻き込む大騒動になってしまう。

撮影:関竜太 取材・文:赤山恭子

サイン入り写真プレゼント

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1名様にプレゼント!

応募方法

以下のメールアドレスまでご応募ください。

応募用メールアドレス

nexistyle@nexi.jp

メールの件名は「中井貴一、佐々木蔵之介サイン入り写真プレゼント」とし、メール本文にクイズの答えのみを記入し、お送りください。(応募時にはお名前、ご住所、お電話番号等の情報は記入不要です。)

■ 応募用クイズ
『嘘八百 京町ロワイヤル』で中井貴一さんが演じる役の名前(フルネーム)は?(4文字)

応募締切

2020年2月28日(金)23時59分

当選発表

2020年3月6日(金)

厳正なる抽選の上、当選者の方にはメールにてご連絡させて頂きます。 またご連絡の際に、発送に必要なお届け先情報を別途、お伺いしますので当選メール内に記載される期限までにご回答ください。

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