Special Interview夏帆

女優の夏帆さんが、大人のラブストーリーに挑戦した映画『Red』が2月21日(金)より、全国公開を迎えます。

直木賞作家・島本理生さん原作を基に映画化された本作では、夏帆さん演じる主人公・村主塔子が、10年ぶりにかつての恋人・鞍田(妻夫木聡さん)と再会し、激しい運命に身を投じていく物語。

nexiでは、夏帆さんに、「難しい役」を演じるにあたり悩みながら向き合ったお話や、「理想の関係性」について、また夏帆さんのスマホライフまでお話いただきました!

※2020年2月20日時点の情報です。

「現実世界では決してできない、映画の世界だからこそできること」

『Red』は非常に濃厚な恋愛映画でした。撮影を振り返って、いかがでしたか?

とても難しかったです。昨今、ここまで真正面からの大人の恋愛を描いた作品は、あまり日本映画ではなかったんじゃないかな、とも思いました。それに、恋愛映画ではあるんですけど、塔子というひとりの女性の生き方を描いた作品でもあると思うんです。自分とは違う環境で生きている塔子を、どれだけ理解し演じていくのか、とても大きな挑戦だったと思います。

塔子はいろいろな面を持っていて、人によっても印象が変わるような女性だと思いました。表現する上で、どのあたりが難しかったですか?

塔子は、まず家庭があって、子どもがいて、その先に鞍田さん(※妻夫木さん演じる)との恋愛や、社会とのつながりがある女性です。まずは「家庭」があることをきちんと演じなければならないな、と思いました。

…けど、私は、結婚したこともないですし、ましてや、子どもを持ったこともないのでそこをどう解釈し、自分の中に落とし込んでいくかが課題でもありました。「結婚」は付き合っている延長線で想像することはできますが、子どもを持つということは、私にとって未知の世界です。そこには想像以上のものがあると思いますし、経験しないと分からないことがたくさんあるんじゃないかという葛藤もありました。

©2020『Red』製作委員会

その上で、家庭を超えて鞍田との恋愛が始まってしまうんですもんね。

そうですね。それでも抗えずに引き寄せられてしまうのは、鞍田さんがいかに塔子にとって大きな存在だったのだろうと思いました。強く求めあっている二人の関係を、嘘なくどう演じていいのかずっと悩んでいましたが、妻夫木さんが常に鞍田さんとしてその場にいてくださったので、現場中は大きなものに守られているような感覚がずっとありました。きっと塔子にとっても鞍田さんはそんな存在だったのだろうと思います。

ご自身の理想の家庭、理想の結婚像について、この機会に考えたりもしましたか?

理想の結婚像…うーん、よくわからないですね(苦笑)。どうしても今は、やっぱり仕事のほうに気持ちがあるんです。例えば、結婚して今のように仕事ができるのかは、たぶん相手の理解や協力が必要だったりもしますよね。人と一緒にいるっていうことは、自分のやりたいこと、自分の感情だけで済むわけではないので。もう…好き勝手には生きられないじゃないですか(笑)?

そうですね(笑)。お相手ありきのお話ですよね。

劇中でも夫である真くんと塔子の関係もそうだと思うのですが、どれだけ相手とコミュニケーションが取れるのかが大切なのではないかと思います。真はけして悪い夫ではないんです。本人なりにちゃんと家族のことを守っている。でも塔子とは根っこの部分で意思疎通ができていなくて、そこで少しずつ二人のあいだに溝が生まれてしまったんだと思います。相手と一番良い関係性を作るにはどうしたらいいのか、明確な答えはわからないですが、すれ違ってしまうふたりはとても切ないなと思いました。

今の夏帆さんから見て、塔子と鞍田の関係性はどう思いますか?

でも…憧れはありますよね。これだけ強い想いで惹かれ合ってるふたりなので。きっと刹那的であるからこそ、すごく究極の恋愛だと思いますし。鞍田さんは、やっぱり絶対的に塔子が惹かれてしまう人で、塔子の中にはずっと鞍田さんという存在があるはずなんです。

強く惹かれてしまうのは、本当に理屈じゃないんだろうなと思います。演じていても、どこか非現実的というか、現実のような、そうじゃないような、夢の中のような感覚がありました。もちろん社会的に、ふたりの関係がどうなのかと言われると、決して許されるものではないです。だからこそ憧れてしまうというか、現実世界では決してできない、映画の世界だからこそできることですよね。

続いて、夏帆さんのスマホライフについても教えてください。日頃よく使われているWEBのサービスやアプリはありますか?

映画情報を見たり、レビューを見たり、ごはん屋さんを調べたりもしています。あとは、NETFLIXも観ますし、いろいろと活用していますね。今、何でもアプリで調べられますよね。

LINEも使いますか?よく使う絵文字、スタンプは何でしょうか?

よく使うスタンプ…何だろうな(笑)。マムアンちゃんの絵文字とスタンプは、よく使います。絵文字は、そんなにたくさんは使わないです。あと、連絡は全然マメではないと思います。

スマホを使う上で、こだわりはありますか?

こだわり…あまり触りすぎないようにするというのは、意識しています。気がつくと時間が空いたときに、ずーっと触ってしまって。だからといって、特別何かしているわけではないのですが(笑)。だから、必要最小限、活用できたらと思っています。今後も、便利だからこそ、うまくスマートフォンやネットと付き合っていきたいです。

ありがとうございました。最後に、これから作品をご覧になる方へメッセージをお願いします。

色んなものに縛られていた塔子が、次第に解き放たれていく姿を演じて、私自身も人を愛すること、そして自分の人生において何を選びとっていけばいいのか、深く考えるきっかけとなった作品です。ぜひご自身の『Red』とはなんなのか、そして塔子の最後の決断を劇場で目撃していただければと思います。

Profile

かほ
1991年6月30日生まれ。東京都出身。2007年、初主演映画『天然コケッコー』で日本アカデミー賞新人俳優賞ほか、多くの新人賞を受賞。以降も数々の作品に出演し、2015年、『海街diary』で日本アカデミー賞優秀助演女優賞を受賞した。公開待機作に『架空OL日記』、『喜劇 愛妻物語』など。

Information

『Red』

監督:三島有紀子
出演:夏帆 妻夫木聡 柄本佑 間宮祥太朗 片岡礼子 酒向芳 山本郁子 浅野和之 余貴美子
2月21日(金)より新宿バルト9ほか全国ロードショー
©2020『Red』製作委員会
https://redmovie.jp/

Story

誰もがうらやむ夫、かわいい娘、「何も問題のない生活」を過ごしていた、はずだった塔子は、10年ぶりに、かつて愛した男・鞍田に再会する。鞍田は、ずっと行き場のなかった塔子の気持ちを、少しずつ、少しずつほどいていくが、鞍田にはある秘密があった。現在と過去が交錯しながら向かう先の、誰も想像しなかった塔子の決断とは…。

撮影:上野裕二、取材:編集部、文:赤山恭子
ヘアメイク:石川奈緒記 スタイリスト:清水奈緒美

サイン入り写真プレゼント

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1名様にプレゼント!

応募方法

以下のメールアドレスまでご応募ください。

応募用メールアドレス

nexistyle@nexi.jp

メールの件名は「夏帆サイン入り写真プレゼント」とし、メール本文にクイズの答えのみを記入し、お送りください。(応募時にはお名前、ご住所、お電話番号等の情報は記入不要です。)

■ 応募用クイズ
『Red』で夏帆さんが演じる役の名前(フルネーム)は?(4文字)

応募締切

2020年3月20日(金)23時59分

当選発表

2020年3月25日(水)

厳正なる抽選の上、当選者の方にはメールにてご連絡させて頂きます。 またご連絡の際に、発送に必要なお届け先情報を別途、お伺いしますので当選メール内に記載される期限までにご回答ください。

※迷惑メール防止などでメールの受信設定をされている場合は、nexiSTYLEからの当選メールが届きません。「@nexi.jp」からのメールが受信できるように設定を行ってください。

注意事項

※応募は1アドレスにつき1回までとなります。
※抽選結果に関するお問合せにはお答えできませんので、予めご了承ください。
※ご応募いただきましたメールアドレスは、当選のご連絡のみに使用させていたします。抽選後は速やかに消去いたします。
※当選した権利およびお受け取りになった賞品は第三者へ譲渡できません。オークションへの出品・営利目的での転売等が発覚した場合は、賞品をご返却いただくことがあります。