Special Interview片寄涼太

「生きること」「死ぬこと」を問う医療ヒューマンドラマ『病室で念仏を唱えないでください』(毎週金曜よる10時・TBS系)で、悟り世代の研修医・田中玲一を演じている片寄涼太さん。

GENERATIONS from EXILE TRIBEのボーカルとして、アーティスト活動も忙しい彼は、毎日をどう“生きて”いるのでしょうか? 気になるスマホライフとともに伺いました。

※2020年3月10日時点の情報です。

田中くんとどんどんリンクして、自由に演じられるようになってきました

伊藤英明さん演じる救命救急医・松本照円に何かと反発する、サトリ世代の研修医・田中玲一を演じられています。最終回を前に、あらためて田中くんについて教えてください。

今の20代の働きだしの子にいそうだなと思いながら演じています。僕の周りにも研修医の友達がいて、話を聞くと(この役は)すごくリアリティがあるみたいで。働く若い人たちの気持ちを代弁するつもりで演じてきましたし、自分自身の人生ともリンクしているので、田中として生きている時間を積み重ねるにつれて、どんどん自由になってきたなと感じています。

アドリブなども自然に出てくる感じですか?

そうですね。「きっと田中くんなら、こう言うだろうな」というセリフが湧いてきて、だんだん遊べるようになったというか、余裕が出てきたというか。そのくらい役と向き合えているので、田中に出会えてよかったと思いますし、今、とても楽しいです。

もともとのご自身の性格と照らし合わせて、キャラクターへの理解を教えてください。

田中くんは冷静な部分や俯瞰で見る部分も持ち合わせつつ、実は医療に対してすごく憧れがあるんです。すごく好きだからこそ「こうなればいいのに」と思ってしまうというか、理想と現実がマッチしないから葛藤してしまうというか。どこか内に秘めている部分がすごく共感できますね。

全然違うところは…うーん、何だろう(しばし熟考)。今回の田中くんはイチから役を作るというより、自分の近い部分を役と引き合わせていこうと演じてきたので、そこまで自分と遠いところはないんですよね。あえて言うなら、田中くんは女性との距離感が“草食”っぽくて。自分にはあまり草食っぽさはないので、そこは違うかなって思います(笑)。

『病室で念仏を唱えないでください』より

もし片寄さんが“サトリ世代”と言われたら、どう思いますか?

やっぱり、ちょっと嫌ですね。世代で区切らなくていいのにって思ってしまいます。でも、どの時代にも「それを言う人たちから見た若い世代」はいるし、可能性を秘めている世代とも言えるので、サトリ世代を盛り上げていけるような役になればいいなと思います。

撮影も終盤ですが、印象に残っていることがあれば教えてください。

たくさんありますが、中でも伊藤英明さんとの出会いは自分にとってすごく大きくて。現場でいろいろ声をかけてくださいますし、たたずまいとかいろいろな部分を吸収させてもらっています。

役としても、田中くんが松本先生とぶつかる第4話で、「お前は医者だろう?」って最後手をつかんで言われるところがすごく心に残っています。田中は研修医だから医者としてはまだ未熟なんですけど、松本先生は医者として見てくれようとしている。それが感じられる瞬間だったので、とてもグッときました。

演じている自分の心まで本当に動いちゃいますね。

そう、自分自身もね。自分に置き換えて、「お前は歌手だろう?」「お前は俳優だろう?」って言われたらドキッとするだろうなって思いました。そういうストレートな言葉はやっぱり印象に残っています。

豪華な出演者さんの中でも、いつもどおりの“毒舌イジり”役です(笑)

撮影の合間はどんな感じですか?

ずっとしゃべっていますね、伊藤さんたちと。伊藤さんが現場を盛り上げてくださるので、話が止まらない…危ないくらいです(笑)。

そういう場における、片寄さんのポジションは?

僕は…言うなれば“若手ながら毒舌イジリ役”みたいな感じです。GENERATIONSのメンバーといる時もそうですが、やっぱりどちらかというと、イジる側のポジションに落ち着くんですよね(笑)。先輩もちょっとイジっちゃう…みたいな感じでやらせていただいております。

イジっても許される、愛されキャラなんですね。

そうですね~。ぬくぬくと生きております(笑)。

今回のドラマはコメディ要素もありながら、「生と死」「人生」「社会」といった深いテーマも捉えています。ドラマを通して、ご自身の考え方が変わったところはありますか?

田中くんを通して向き合ったからこそ感じたことは結構あります。例えば医療において、救える命の数には限りがあるのが現実で、その現実に向き合わなきゃいけないこと。でも救うべき命と、救わなくていい命があっていいのかというとそうではなくて。そういった矛盾にちゃんと向き合わなければならないことを実感しましたし、その上で、「どうやって生きるか」と「どうやって死ぬか」は一緒なんだ、というのがすごく響きました。

このドラマでさまざまな経験をされたと思いますが、今回の役は役者以外の“表現するお仕事”にも影響を与えそうですか?

そうですね。まず、度胸と自信がつきますよね。自分はいろんな現場に立って、いろんな役を通して表現してきたんだっていう。特に今回は「命」を扱っている役なので、ひとつひとつのセリフ回しや言葉の使い方も大切なんです。だから例えば歌の歌詞ひとつにしても、より大切にできたらいいな、そんな表現者になっていきたいなと思うようになりました。

今後、俳優としてはどんなことに挑戦していきたいですか?

イメージにない役とか、ちょっと悪役みたいなジャンルに挑戦してみたいです。そんな役を演じられたら、日常生活にもちょっと余韻が出そうですけど…(笑)。でも、どんな役をやっていても、自分に戻る時間は大事だなって思っているので、役に影響されることはないかな。

片寄さんが“自分に戻る”ためにすることは?

何か好きなものを思いっきり食べたり、ちょっとお酒をいただいたり。好きな音楽に触れたり、録画して楽しみにしていた番組を30分観たりするだけでも、自分に戻れているかもしれません。

GENERATIONSでの活動や海外も含めたソロ活動などもあり、ドラマ撮影中は特に忙しいと思いますが、生活スタイルは変わりましたか?

この24時間の中で自分をどういうふうに扱っていくか…「自分を俯瞰で見て、自分をうまく飼う」みたいな感覚に今はシフトしているかもしれないです。もう1人の自分が上にいて、24時間をどう使うかコントロールしている感じですね。

さっきの“自分に戻る時間を持つ”ことも、「ちょっと今日は疲れたから心を自由にしてあげたい」と上の自分がリアルな自分をリラックスさせてあげている感じです。

リアルマネージャーさんの他に、ご自身の中にもマネージャーさんがいるみたいですね。

そうですね。バランスは自分でとっていかないとって思っているので、それがもっとできるようになって、周りのスタッフさんの負担を軽くできたらいいですね(笑)。もうちょっと自分にも厳しくなれるように頑張ります。

GENERATIONSのLINE事情、二大毒舌王の評価は完全一致!

続いて、片寄さんのスマホライフについてもお聞かせください。以前、GENERATIONSのメンバーの佐野玲於さんを取材した際、グループのLINE事情をおうかがいしました。佐野さんは片寄さんについて「返信が早くて中身もちゃんとあるタイプ」と分析していましたが、それを聞いていかがですか?

(記事に目を通しながら)僕も含めて、全メンバーこの通りだと思います。これ、本当に当たっていると思いますね。ひとつだけ…玲於自身のことがないので付け加えるならば、玲於はレスは遅いけど中身があります。ずっと考えていたのか、忘れていたのか分からないですけど、2日後とかに濃い内容が送られてくることもあります。

SNSについてはいかがですか?

(記事の中で)玲於も言ってますけど、僕もSNSによって投稿内容を変えていますね。Instagramは「ザ・オフィシャル」という感じで、自分のパーソナリティー(性格)はもちろん、パッと見た人に自分のことをひと通り分かってもらえるようなプロフィールシートにしたくて発信しています。

(会員制の)モバイルブログでは、「僕はこう感じた」「こういうふうに感じてほしい」といった、あまり他で出していない自分の心に近い部分を届けられたと思って書いていますね。

さらに僕はWeibo(ウェイボー/中国のSNS)もやらせてもらっていて、そこでは、短くてもいいからできる限り自分の言葉で伝えるようにしています。何かを介して言葉を変換すると、自分の言葉じゃないことが伝わってバレてしまうので…。日本語で投稿しても中国のファンの方たちが訳してくれるので、そこは甘えちゃってるんですけど(笑)、どちらにせよ、自分の言葉で伝えたいなって思っていますね。

Instagramはストーリーをお仕事ごとにまとめるなど、わりとマメですよね。

それもさっき言っていた自分の中の“マネージャーぽい”ところというか、自分をマネージメントしている感じもあると思います(笑)。

とはいえ、ドラマにアーティスト活動にと忙しい片寄さんは、その時間をいつ作ってるんでしょうか。

いつでしょうね。ふと気づいたときに「あ、やろうかな」って思ってやる感じですね。

僕はよく、文章をキラキラさせたがります

仕事やプライベートではどんな機能やアプリをよく使っていますか?

最近はタクシー配車アプリです。運転手さんとやりとりができる機能もあって、結構使っています。あと、中国語の翻訳や検索にもアプリが便利ですし、店とかで流れている音楽をスマホに聞かせて曲名を調べてもらうアプリもよく使います。自分が好きな曲を街に出て自然に集められるっていいですよね。

作詞もされていますが、そのときは手書きですか? スマホですか?

スマホのメモです! あ、もしかしたらメモアプリを一番使っているかもしれない。何でもすぐメモしちゃいます。総文字数をカウントして表示くれるメモアプリもあって、今何文字ぐらいだろうって見ながら打っています。

メッセージアプリではスタンプや絵文字は使いますか?

僕、顔文字より絵文字派で、よくキラキラさせたがりますね(クールに真顔で)。それもよくあるキラキラと思われるかもしれませんが、わりと小憎らしい感じのキラキラなんですよ。

一枚も二枚も上手のキラキラなんですね(笑)。ちなみに、スマホのホーム画面、ロック画面、スマホカバーにこだわりは?

ロック画面は自分が神社で撮ったきれいな景色とか、縁起のよさそうな写真にしています。天気がいいときの空も大好きなので、ふと撮っちゃうこともよくありますね。カバーは超シンプルで丈夫なやつです。僕、手が乾燥してるので、たまに落としちゃうんですよ(笑)。

手の乾燥が落下の原因だとおっしゃる方は、このコーナーで初めてです(笑)。最後に、『病室で念仏を唱えないでください』の最終回に向けて、田中玲一としての見どころをお願いします。

1話から比べると田中もだいぶ成長してきましたし、病院もいろいろと変化がある中で、そろそろ研修期間も終わるころだと思うので、田中はどういう道を選ぶのかに注目していただきたいです。Paravi(動画配信サービス)で独占配信中のチェインストーリー『サトリ研修医・田中玲一』でも描かれていくと思うので、そちらも観ていただけたらと思います。

Profile

かたよせ・りょうた
1994年8月29日生まれ。大阪府出身。GENERATIONS from EXILE TRIBEのメンバーとして2012年11月にメジャーデビュー。俳優として『GTO』『兄に愛されすぎて困ってます』『PRINCE OF LEGEND』『3年A組―今から皆さんは、人質です』 『午前0時、キスしに来てよ』などに出演。

Information

『病室で念仏を唱えないでください』
毎週金曜よる10時〜 TBS系にて

詳しくはこちら

●Paraviではドラマ放送後にオリジナルストーリー『病室で念仏を唱えないでください 〜サトリ研修医・田中玲一〜』を独占配信中!

詳しくはこちら

撮影:中村彰男 取材・文:坂戸希和美

サイン入り写真プレゼント

片寄涼太さんサイン入り写真を
1名様にプレゼント!

応募方法

以下のメールアドレスまでご応募ください。

応募用メールアドレス

nexistyle@nexi.jp

メールの件名は「片寄涼太サイン入り写真プレゼント」とし、メール本文にクイズの答えのみを記入し、お送りください。(応募時にはお名前、ご住所、お電話番号等の情報は記入不要です。)

■ 応募用クイズ
『病室で念仏を唱えないでください』で片寄さんが演じる役の名前(フルネーム4文字)は?

応募締切

2020年4月13日(月)23時59分

当選発表

2020年4月14日(火)

厳正なる抽選の上、当選者の方にはメールにてご連絡させて頂きます。 またご連絡の際に、発送に必要なお届け先情報を別途、お伺いしますので当選メール内に記載される期限までにご回答ください。

※迷惑メール防止などでメールの受信設定をされている場合は、nexiSTYLEからの当選メールが届きません。「@nexi.jp」からのメールが受信できるように設定を行ってください。

注意事項

※応募は1アドレスにつき1回までとなります。
※抽選結果に関するお問合せにはお答えできませんので、予めご了承ください。
※ご応募いただきましたメールアドレスは、当選のご連絡のみに使用させていたします。抽選後は速やかに消去いたします。
※当選した権利およびお受け取りになった賞品は第三者へ譲渡できません。オークションへの出品・営利目的での転売等が発覚した場合は、賞品をご返却いただくことがあります。