新型コロナに便乗したスマホ詐欺が急増!知っておきたい手口とセキュリティ対策

フィッシングメールや偽サイト、ウイルスなどを使って、お金や重要な個人情報を騙し取る特殊詐欺やハッキング行為。こういったスマートフォンやPCを狙った犯罪は、以前からさまざまな手口で発生していましたが、最近では新型コロナウイルスに便乗したものが増加しています。その手口や対策などをきちんと知っておきましょう。

※2020年7月22日時点の情報です。

さまざまな新手の巧妙な「ネット詐欺」手口

ネット詐欺にはさまざまな手口やパターンが存在しますが、新型コロナウイルス感染症の発生以降では、政府や自治体の給付金・助成金のサポートセンターを名乗って口座番号と暗証番号を聞き出そうとしたり、病院関係者を装って「ご家族の入院費用」との嘘で金銭を騙し取ろうとするもの、宅配業者を装って住所を聞き出そうとしたりするものなどがあります。

さらに外出自粛期間などには、人々が自宅で過ごすことが増えたことに目をつけて、「あの話題作が最速で登場!」「無料で配信」など動画配信サービスを装ったフィッシングサイトや偽のストリーミング配信アプリにより、個人情報やクレジットカード情報を盗み取ろうとするものなどが発生しています。また、LINEのアカウントを不正に入手し、国土交通省とLINEが実施しているコロナ対策調査を装ってメッセージを送り、クレジットカード番号を含めた個人情報を聞き出したり、といったものもありました。ほかにも、実在する大手企業や公共機関の名を騙ったマスク配布や募金を装う偽サイトであったり、「新型コロナウイルスの感染状況マップ」といった不正アプリなども確認されています。

正しい「対処方法」を知っておきましょう

こうしたネット詐欺や怪しいアクセスへの一番の対処法は、少しでも怪しいと感じたら絶対に何も反応をしないことです。メールも電話も無視をして、URLはクリックしない、個人情報は書き込まないという点を肝に銘じましょう。動画サービスなどへの登録は、メールで送られてきたURLをクリックするのではなく、必ずそのサービスの公式サイトや公式アプリから行うようにしてください。

また、不安や不審に感じることがある場合には、信頼のおける人や最寄りの警察署、消費者センターなどに相談をするのもひとつの方法です。とにかく、住所や電話番号、ユーザネーム、パスワード、アカウントID、ATMの暗証番号、クレジットカード番号といった情報は、絶対に漏らさないようにしましょう。

スマホの「セキュリティ」も高めるには?

ネット詐欺やウイルスからスマートフォンを守るためには、上記のような心構えのほか、お使いのスマホのセキュリティを高めておく必要があります。信頼のおけるセキュリティアプリをインストールすれば、悪質サイトへのアクセスブロックやフィッシングメール対策、スマートフォン本体内のウイルスの感染状況のチェックなどが行えます。

さらに、お使いのスマホのOSやアプリを常に最新の状態にしておくというのも、大事なセキュリティ対策です。最新の状態に更新することをアップデートといいます。アップデートすることでOSやアプリは常にさまざまな問題点を改善し、セキュリティレベルも強化しています。こまめに更新をするか、自動更新がされる設定にしておきましょう。

次々と新たな手口が生まれ、巧妙に仕掛けられているさまざまなネット犯罪。ご自身やご家族の暮らしとスマートフォンの安全を守るために、少しでも怪しいと感じたら、下手に対応はせずに相談をすること。そして、何よりも日頃からきちんとセキュリティ対策を高めておくことが大切です。