高橋一生「嘘を愛する女」インタビュー

Special Interview

高橋 一生

知り尽くしていたはずの恋人の素性がすべて嘘だった――。ラブミステリー映画「嘘を愛する女」で、意識不明となった正体不明の男の今と過去を演じた高橋一生さん。多才な趣味人としても知られている高橋さんに、仲間たちとのスマホライフや、映画にちなんだ「嘘」と「愛」についての哲学を伺いました。

★★予告はコチラ★★

手軽なスマホの革命的な進歩の歴史の数々に、開発者のヴィジョンと思いやりを感じます

高橋さんは普段、どんなことにスマホを使っていますか?

「音楽を聴くのに使うことが多いです。今は歌詞がない曲が気楽で、よくニューエイジ・ミュージックを聴いて癒やされています」

ドコモ25周年のCMに出演されましたが、いかがでしたか?

「やっぱり携帯にカメラがついて、なおかつ高機能だいうことがすごく革命的だと思いました。開発の方々がユーザーのニーズと10年先の未来を考えて、日々チャレンジされているんだろうと思います。撮影のとき、ガラケーから今のスマホまで全部机の上に並べたカットがあったんですが、昔撮った動画を今のものと比べると、やっぱり画質の差は歴然。わずか10年くらいの間の変化ですから、本当に日進月歩を感じます」

スマホでやれることが本当に増えましたよね。

「出演した映画『シン・ゴジラ』の中では、一部スマホで撮った映像を使っています。仕事の現場でも、本格的なツールに何ら遜色のない高機能を実感しています。特にカメラは、本格志向のプロフェッショナルな方たちも万が一のときに使えるお守りみたいに考えられていますし、何より万能で、手軽さや便利さで言ったらスマホに勝るものはない。もはや日常生活の必需品になっていると思います」

高橋さんご自身が、趣味の自転車や山登りで活用されることは?

「自転車に乗るときは、補助的にですけれどマップアプリや速度計アプリを重宝しています。あと活用というと逆かもしれませんが、スマホの待受画面を、趣味のカメラで撮った山の写真にしています。カメラからスマホに写真を転送して設定しました(笑)。スマホはコミュニケーションのツールではありますが、アプリ情報を交換したり使い方をシェアしたり、それ自体がコミュニケーションのネタになっていると思います」

他に珍しいアプリをお使いでしたら教えてください。

「NHKでドラマをやっているときにスタッフの方におすすめされた、アナウンサー用の発音アクセント辞典は何かと使っています。僕、東京出身なんですが少し訛るときがあるんです。このアプリは、正しい発音をその場で確認できるので、かなり活用しています」

スマホ自体のデザインにこだわりはありますか?

「とにかく金属の質感が好きで、もっと言うとその金属が劣化していくのがすごく好きなので、カバーはつけていないです。今のスマホも使って2年くらいになるので、結構いい感じにボロボロになってきています(笑)」

かなり使ってらっしゃるんですね。

「といっても僕自身は、共演者の方に間違えて持って帰られたこともあるくらい、置き忘れることが多いんですけれど(笑)」

友人へのメッセージはよく送るタイプですか?

「写真を撮って、今こういうところに来ていますって送ることはあります。スタンプはあまり使わず、たまに自動で出てくる絵文字のムービーを無意味に送ったりしています(笑)」

楽しいですね(笑)。メッセージは何回も続けるほうですか?

「短くやりとりを続けるより、まとめてバーっと書いて終わらせるタイプです。前は文字を打つのが遅かったんですが、フリック入力以外禁止の設定にしたら、結構早くなりました(笑)」

愛する人の嘘は追及せずに思いやる――。過去より今が全ての人間でありたいです

続いて、映画「嘘を愛する女」の役柄について教えてください。

「僕は正体を隠した状態で由加利(長澤まさみ)さんと出会い、生活を共にするようになる桔平を演じています。構成上、桔平の思いや足跡がそこまで描かれず、物語の余白のようになっているので、まず僕の中でしっかりとそれらを作り、お芝居に説得力を持たせることが、由加利さんが謎解きをしていく物語の重みを左右すると感じました」

最初に台本を読んだ印象はいかがでしたか?

「“~ねばならない”というマストな状況が人を変え、その本質をあぶり出す起爆剤になるのかもしれないと思いました。最近ハリウッドのヒーロー映画も、“ヒーローにならざるを得なかった”みたいな作品が多くて、それを僕は“受け身のヒーロー像”と呼んでいるのですが、僕の演じる桔平も嘘を“つかなければならない”状況にいた…そういう人物の描き方というのもいいなと思いました」

そうして描かれた桔平について、どんな理解をされましたか?

「嘘をついているからといって、人間性まで偽っていたわけではないんだと思うんです。もちろん後ろめたい気持ちもあったでしょうが、結果的に由加利さんとは人間と人間の本質的な付き合いをしていたと思いますし、無邪気な彼女に惹かれ、愛していたのも本当だと思います。過去の自分に囚われず生身の自分を見てほしかった反面、過去に彼が書いていたであろう小説には雄弁に自分が語られている。口にしない部分に真実がある、ある意味、正直で雄弁な人間ではないかと思いました」

演じてみての感想を教えてください。

「俳優は脚本家の書かれた言葉に自分の力を添えて本質を紡ぐのが仕事ですが、今回は“語らない”ということにトライさせてもらった気がします。何も話さないで過去や想いを観ている方に想像していただく…こういうポジションは、これまであまりなかったかもしれません」

高橋さんご自身の「嘘」や「愛」についての認識は変わりましたか?

「あらためて、嘘をつかなくはならないこともある、と思いました。関係性によっては、過去を教えないこと自体が嘘になることもあるかもしれないけれど、黙っていたほうが美しいことも多い。親密な関係を望むほどにデリケートになる問題なので、僕自身も相手の過去は全く気にしません」

ある意味、すごくお強いですね。

「相手も僕と同じ人間。断片だけ聞いて想像して苦しむような無駄なカロリーを使いたくないんです(笑)。相手の今を見て信じられるかどうかが愛。とはいえ、社会が大衆に嘘をついたり隠蔽したりするのは許せないので、そこはもちろん嘘の質によとは思いますが…」

高橋さんご自身が嘘をつくことは?

「日常的に嘘をついています(笑顔)。お芝居はある意味全部が自分の側面だと思うので、嘘という感覚はないんです。インタビューでも本当のことを言ったときに『また上手いこと言って~』と返された途端、『アレ? 今、僕は本当のつもりで言ったけれど、言われてみれば確かに嘘かもしれないな』と思うこともありますし。『嘘つきです』というのも嘘だとしたら、本当のことを言っていたわけで。そこはあまり深く考えないようにしています(笑)」

Profile

たかはし・いっせい/1980年12月9日生まれ、東京都出身。2017年は映画「シン・ゴジラ」「3月のライオン」や、ドラマ「カルテット」「おんな城主 直虎」などで存在感を放つ。2018年は齊藤工初長編監督作品「blank13」(2月3日シネマート新宿、2月24日全国順次公開)で主演するほか、『空海-KU-KAI-』(2月24日公開/日本語吹替版)などに出演。

Information

「嘘を愛する女」1月20日(土)全国ロードショー

家事を担う恋人・桔平(高橋)と同棲5年目のキャリアウーマン・由加利(長澤)は、警察官に突然「彼は誰ですか?」と問われる。くも膜下出血で意識を失った彼が偽名だと判明したのだ。疑心暗鬼の中、由加利は彼の正体を探し…。

監督:中江和仁

脚本:中江和仁 近藤希実

音楽:富貴晴美

出演:長澤まさみ 高橋一生 DAIGO 川栄李奈 黒木瞳 吉田鋼太郎

©2018「嘘を愛する女」製作委員会

撮影:松井伴実 スタイリング:藤長翔平 ヘア&メイク:田中真維(marvee) 衣装協力:ニット¥68,000、ベルト¥16,000(ともにサイ/マスターピースショールーム)、パンツ¥26,000(サイべーシックス/マスターピースショールーム)、シューズ¥67,000(パラブーツ/パラブーツ青山店) 取材・文:坂戸希和美

サイン入り写真プレゼント

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<応募方法>
以下のメールアドレスまでご応募ください。
■応募用メールアドレス:nexistyle@nexi.jp

メールの件名は「高橋一生サイン入り写真プレゼント」とし、メール本文にクイズの答えを記入し、送信してください。

応募用クイズ

映画「嘘を愛する女」で高橋一生さんが
演じる役柄の名前(漢字二文字)は?

<応募締切>
2018年2月5日(月)23時59分

<当選発表>
2018年2月6日(火)

厳正なる抽選の上、当選者の方にはメールにてご連絡させて頂きます。 またご連絡の際に、発送に必要なお届け先情報を別途、お伺いしますので当選メール内に記載される期限までにご回答ください。

※迷惑メール防止などでメールの受信設定をされている場合は、nexiSTYLEからの当選メールが届きません。「@nexi.jp」からのメールが受信できるように設定を行ってください。

<注意事項>

※応募は1アドレスにつき1回までとなります。
※抽選結果に関するお問合せにはお答えできませんので、予めご了承ください。
※ご応募いただきましたメールアドレスは、当選のご連絡のみに使用させていたします。抽選後は速やかに消去いたします。

高橋一生さんの作品をdTVで観る!

「シン・ゴジラ」

(C)2016 TOHO CO.,LTD.

「3月のライオン」前編

(C)2017映画「3月のライオン」製作委員会

「3月のライオン」後編

(C)2017映画「3月のライオン」製作委員会

「グ・ラ・メ! 〜総理の料理番〜」

(C)西村ミツル・大崎充/新潮社・テレビ朝日・MMJ

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