山田裕貴 映画「となりの怪物くん」インタビュー

Special Interview

山田裕貴

大人気漫画「となりの怪物くん」が瑞々しい若手実力派俳優陣で実写化。人気キャラクター・ヤマケンを演じた山田裕貴さんに、主演の菅田将暉さんとの“ライバル”意識、土屋太鳳さんとの俳優論議、気になるスマホライフについてうかがいました。

★★予告はコチラ★★

原作ファンと正々堂々戦い、“ライバル”菅田将暉を支えたい

元同級生の春(菅田将暉)を変えた雫(土屋太鳳)に興味を持つヤマケンを演じられた山田さん。ヤマケンの印象は?

「漫画のヤマケンはすごく頭がいいし、クソかっこいいんです。ファンの多いキャラクターだから、めっちゃ(批判的なことを)言われるだろうなと思って…。最初は髪を普通の高校生がしているような茶髪にしようと言われたんですけど、漫画通り金髪にさせてください、正々堂々そっちの土俵で戦わせてくださいってプロデューサーさんに直談判しました。観てくださる方の邪念から取っ払いたかったので」

演じる上で特に意識したところはありますか?

「まず、漫画13巻分が1時間46分の映画になる中で、ヤマケンの全部を伝えようとしたら欲張りだと考えました。この映画におけるヤマケンの役割は、雫に恋をした彼が『あ、俺素直になればよかったんだ』と初めて気づくことで“同類”である雫にも気付きを与えること。それまで目を合わせられなかった雫と初めてちゃんと目を合わせる終盤のシーンが一番大事なので、そこに行くまでの距離感、関係性を見せられればいいなと思いましたね」

雫を演じる土屋さんとはそこらへん打ち合わせをされたのでしょうか。

「うーん、雫とヤマケンの関係をどうやって演じようかっていうお話より、『どんな俳優さんになりたいの?』みたいな話をしましたね。僕が『役を“生きたい”んだよね。その場に存在できるのが一番いい』と言ったら、『それが伝わってきた。ぶわって震えた』って言ってくれたので、そういうキャッチボールが出来たのかなって」

一方で、春役の菅田さんとは、映画「あゝ、荒野」(2017年)などライバル役での共演が続きますね。

「あくまで今回は春とヤマケンの関係なんで、僕自身はそんなに意識してないですけど、前(『あゝ、荒野』)はちょっとバトってたので…台本になかろうがどんどん殴るっていう状態で(笑)。いい意味で高め合えた感じがあったんですけど、今回は彼の背負っている感覚や熱さが違うので、単純にすごく楽しかったです。どちらかというと『いいライバルになって支えてあげられたらな』って思いました」

まさに“青春”を体感した現場…今しかできない役をやる決意

菅田さんはじめ、共演者の皆さんとはどんな雰囲気で過ごされましたか?

「だーすー(菅田)とは何かを話すというより、だーすーがギターを弾きながら『次何歌いたいの?』って聞いてきて、僕が『これ歌いたい』ってコード出して見せて、だーすーのギターに合わせて僕が歌う楽屋でした。あとみんなで絵を描いたんですよ。1枚の紙に寄せ書きみたいに思うことを書き足していって…それがすげぇ素敵で。何か青春って感じでしたね」

同年代の役者さんがそろった現場ならではの感覚かもしれないですね。

「この作品は、もこ(速水もこみち)さん以外“二度目まして”の方ばかりなんです。だから僕の扱い方をだいたい分かってくれてるのがほんとありがたくて(笑)。安心して現場でいじられるだけっていう…太鳳ちゃんぐらいですね、真面目に対応してくれたのは。本当に謙虚な方だから、すごく褒めてくれるんですけど、『本当に思ってる?』ってツッコミ入れてました(笑)」

この作品を経ての意識の変化はありますか?

「27歳なんで、制服はもう無理だと思ってたんですけど、呼んでいただけるならもう感謝じゃないですか! 何でもやります!! って思うようになりました。何か23、4歳の頃ってちょっとイキって『もう高校生役とかいいだろう』とか思い始めるんですけど、28を前にして思ったことは『もうあの瞬間ができる時代が終わるぞ』っていうこと。大人になったらできないから…若い人たちに言いたいですね、どんどんやったほうがいいって」

役者という職業の特殊性ですね。

「どの作品も僕の中ではテイストが違うから、毎回新しい発見があるんですが、楽しいですよね、役のことを考えて全然違う人になる職業って。この人の人生どんなだろうなって考えたストックが増えていく、すなわち人間のことをたくさん考えているってことだから、何か…どんどんいい人間になれそうだなって思います(笑)」

それで言うと、個人的には山田さんの“春役”もいずれ観てみたいと思いました。

「確かに僕、『誰に一番近い?』って言われたら春なんですよ、絶対。でもだーすーはいろんなことができるじゃないですか。服好きだし、ギター弾けるし、現場でずーっと春のことを考えているというより、そういうことを考えている時間のほうが多いかもしれないのに、映画を観たらあのかわいらしくて素直でぶきっちょな春で。『ああ素敵だな~』って思いましたね」

スマホでいろいろなことを調べるのが楽しい! SNSは絶対本音で

続いて、スマホのお話をお聞かせください。普段どんなことにスマホをお使いですか?

「都市伝説とか過去の遺跡とか宇宙とかそういうのがめちゃくちゃ好きなので、『太陽は本当は27度くらいしかない』『ONE PIECEとフリーメイソンの関わり』みたいなのをずっと調べて読んでます(笑)」

もっぱら、それを調べるツールに…?

「ですね!あと、YouTubeとTVを連携しているので、大きな画面で観るのに使ったり、あとは、TwitterやInstagramでエゴサーチをめっちゃしたり。もちろん、“いいね!”を押してくれるのもコメントくれるのも一部の人だから、それが全てだとは思ってないんですけど、なるべく悪い意見みたいなのを探して意識したり、僕のことをあまり知らない人たちの意見を参考にしたりしています」

SNSといい距離感を保ってらっしゃるんですね。TwitterやInstagramで面白い投稿が多いのも“知らない人”を意識してですか?

「そうですか? 最近告知が多くなってて、自分の中ではつまらないんですけど…でも告知できることもありがたいですもんね。僕はもともと本当にSNSとかやりたくないって言ってたタイプなので…。今、めっちゃやってますけどね。めっっっっっっっっちゃ、やってますけどね!(笑顔)」

どうしてSNSをやりたくなかったんですか?

「フォローしてくれる人全員が本当に観てくれてるワケじゃないだろうし…僕すぐ信じちゃうんで。その人たち全員“いいね!”押してくれるんじゃないの? みたいなピュアさが強すぎて(笑)、ネットワークの会話が苦手だったんです。もともとLINEするより電話するほうが好きだし、電話するより会ったほうが早いし。面と向かって話そうって思うタイプなんです」

それがどうして変わっていったんですか?

「事務所みんなでツイッターを始めることになって、最後まで粘ってから始めたんですけど(笑)。どうせなら全部のものをプラスに受け止めようと。悪いことばっかじゃなくて、本音を書いてそれを見てもらえるんだったらこんなにいいな場所はないなと。始めてみたらそういう楽しみ方もすごく面白いなと思いました」

仕事にスマホが役立っていることはありますか?

「やっぱり調べることですかね。漢字の読み方から、実話作品のモデルになった事件まで。あとはスケジュールのアプリ。マネジャーさんと共有できるのですごく便利です。スマホを失くしたことがあったんですけど、マネジャーさんすごく大変そうでした。紙に書いて送ってくれて…」

それは大変ですね。

「でも、俺は超楽しかったです、解放された!って(笑)。でも実際は連絡取れなくってもう仕事にならないならない。今は『ここに来てください』って伝えられるのも、電車の経路を調べるのも、全部スマホ。スマホのおかげで時間をギュッと短くできますし、その分、他に楽しいことがいっぱいできてるなって思いますね」

★★撮影メイキング&メッセージ★★

Profile

やまだ・ゆうき/1990年9月18日生まれ、愛知県出身。近作に「HiGH&LOW」シリーズや映画「亜人」「あゝ、荒野」など。現在、テレビ朝日系ドラマ「特捜9」にレギュラー出演中。6月8日に「万引き家族」、7月6日に「虹色DAYS」が公開予定。主演映画「あの頃、君を追いかけた」が今秋公開。

Information

「となりの怪物くん」

4月27日(金)より全国東宝系にてロードショー

超問題児の“怪物”春(菅田)は、家にプリントを届けに来たガリ勉&冷血の雫(土屋)を友達に認定。これをきっかけに友達も恋人もいなかった二人の周りに個性豊かな友達が増えていく。春のライバル・ヤマケン(山田)や、春の兄・優山(古川)の登場により、二人は自分の過去や気持ちと向き合うことに…。

原作:ろびこ『となりの怪物くん』(講談社「KCデザート」刊)

監督:月川 翔 脚本:金子ありさ

出演:菅田将暉 土屋太鳳/古川雄輝 山田裕貴 池田エライザ 浜辺美波 佐野岳/佐野史郎/速水もこみち

©2018映画「となりの怪物くん」製作委員会 ©ろびこ/講談社

撮影:松井伴実、辺見真也 スタイリング:小田優士(Creative GUILD) ヘア&メイク:仲田須加 衣装協力:《KINO》のジャケット ¥56,160、パンツ ¥34,560(プリマクレール)、《keisukeyoneda×ハジメファンタジー》のTシャツ ¥5,184(Connecter Tokyo) 取材・文:坂戸希和美

サイン入り写真プレゼント

山田裕貴さんサイン入り写真を
2名様にプレゼント!

<応募方法>
以下のメールアドレスまでご応募ください。
■応募用メールアドレス:nexistyle@nexi.jp

メールの件名は「山田裕貴サイン入り写真プレゼント」とし、メール本文にクイズの答えを記入し、送信してください。

応募用クイズ

映画「となりの怪物くん」で山田裕貴さんが
演じる役柄の名前(カタカナ四文字)は?

<応募締切>
2018年6月5日(火)23時59分

<当選発表>
2018年6月6日(水)

厳正なる抽選の上、当選者の方にはメールにてご連絡させて頂きます。 またご連絡の際に、発送に必要なお届け先情報を別途、お伺いしますので当選メール内に記載される期限までにご回答ください。

※迷惑メール防止などでメールの受信設定をされている場合は、nexiSTYLEからの当選メールが届きません。「@nexi.jp」からのメールが受信できるように設定を行ってください。

<注意事項>

※写真の絵柄はお選びいただけません。
※応募は1アドレスにつき1回までとなります。
※抽選結果に関するお問合せにはお答えできませんので、予めご了承ください。
※ご応募いただきましたメールアドレスは、当選のご連絡のみに使用させていたします。抽選後は速やかに消去いたします。

山田裕貴さんの作品をdTVで観る!

「あゝ荒野 前篇」

(C)2017『あゝ、荒野』フィルムパートナーズ

「亜人」

(C)2017映画「亜人」製作委員会 (C)桜井画門/講談社

「HIGH&LOW THE MOVIE」

(C)2016「HiGH&LOW」製作委員会

「海賊戦隊ゴーカイジャー」

(C)石森プロ・東映

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