インスタ映えする桜の撮り方

京都在住の女性カメラマンおすすめ!スマホでも使えるインスタ映えする桜の撮影方法

美しい写真には実は秘密のルールがあります。誰にでもできるそのルールに沿って写真をコーディネートしていけば、大きなカメラではなくスマホでも桜を美しく魅せることができます。今回は簡単な設定・構図・光の三大ルールをレクチャー。桜の名所・京都で実際に撮影した写真をサンプルに、物語を想像できるフォトコーディネートをしていきましょう!

超簡単!いつもより素敵に見えるおすすめのスマホカメラ設定

フォトコーディネートのルール その1は「カメラの基本設定と使い方」。カメラ機能を立ち上げてシャッターボタンを押すだけのオートではなく、ひと手間加えていつもより素敵に見える写真にしていきましょう。

●グリッドラインを使って三分割構図で撮る!

[設定]→[カメラ]→[グリッドライン]をオン。主役を線が交差するところに置いて撮影すると構図がまとまり綺麗に見えます。地面や川を水平に撮影するのにも便利です!

●[HDR]をオン!

カメラが苦手な明暗差、白とびしてしまう明るすぎる場所と黒つぶれしてしまう暗すぎる場所が両方あっても、両方の良いとこどりをして影の少ない独特な写真に仕上がります。桜はピンクというよりも白く映ることが多く、白とびしやすい被写体。晴れすぎたり太陽が真上に来る時間帯や夜桜撮影でHDR機能は重宝します。

●ピント合わせは画面をタップ!

どんな写真にしたいか構図を決めます。できる限りズームせず、ちょうど良い位置まで行って一番かわいく見える主役の桜にタッチしてピントを合わせましょう。

●明るさ調節はピントを合わせたままする!

ピントマークの隣にある太陽を上下すると明るさを変えられます。あとからフィルター機能で明るさの調整もできますが、編集ありきで撮影するのではなく、できる限り撮影時に思い描いている写真に近い状態でシャッターを切っておきましょう。仕上がりがさらに綺麗な写真になりますよ。

よりかわいく綺麗に!インスタ映えする写真の撮り方

フォトコーディネートのルール その2は「構図」。「寄って迫って部分カット」はフォトコーディネートの最重要ルール!三分割構図を意識するだけで写真がぐっとセンスアップしちゃいますよ。

●もう一歩、寄ってみる

全体が写る日の丸構図から一部をカットしてみると主題がはっきりした写真になります。春に向けて今からカフェでお皿の一部をカットした写真の練習してみましょう。
元写真)本満寺:境内の全体の感じはわかりますが、せっかくの桜もただの記録写真。
改善例)桜も足元も一部カットで三分割構図に。主役の桜が引き立ちました!

●シンメトリー(左右対称)やリフレクション(反射/水鏡)にしてみる

川沿いの桜並木の左右対称のシンメトリー写真や水たまりや黒い机の反射を使ったリフレクションの写真を意識して撮ってみましょう。
六孫王神社:シンメトリー(左右対称)になるように参道の真ん中にかがんで撮影。
東寺:池を利用したリフレクション(反射/水鏡)は風の少ないときに撮影。

●桜で前ボケ、後ろボケをしてみる

思ったよりもあまり咲いていないときや、人ごみや自動販売機など見せたくないものがあるときに、桜で囲ってみると満開のように見せることができます。桜をぐっと手前に入るようにして、前ボケ・後ろボケした写真を撮ってみましょう。
真如堂:実は手前の桜だけ咲いていて、右奥のようにほとんど桜が終わりの時期に満開に見えるように桜で囲って撮影。
真如堂:ぐっと桜に寄って後ろボケで撮影。
真如堂:桜を前ボケで囲って撮影 塔の周りの桜はすで終わっています。

●桜をサブにしてみる

桜だけだとどこで撮ったものかわからないため、鳥居と桜や別のお花とのコラボなどサブとメインが入った構図を考えてみましょう。
平野神社:菜の花を主役、桜を副題にして撮影。

●ローアングル・ハイアングル

スマホを地面に置いて超ローアングルの下から見上げた迫力のある桜、手をぐっとあげてスマホならではのハイアングルで人ごみを避けた桜を撮ってみましょう。
本満寺:周りに参拝客がたくさんいますが下から見上げて桜だけを狙って撮影。

光をとらえて桜がもっと綺麗に写る時間を狙う

フォトコーディネートのルール その3は「光」。やわらかい光、かたい光で同じ被写体も全然違う姿を見せてくれます。光とおともだちになって物語を想像できる写真を作っていきましょう。

●光の方向を見る

太陽を背にして順光の場合、青空と桜の撮影ができます。
太陽に向けて逆光の場合、透ける花びら撮影ができます。
曇りや日陰の撮影は空を少なめに桜を撮影すると主役がさらに引き立ちます。

●午前中10時までが一番のおすすめ!

人の少ない時間ということと、お昼ごろになると影ができるため、撮影が難しくなります。桜の花は下に向かって咲くこともあり、早い時間だと綺麗に撮影しやすいですよ。

●夜桜撮影はフラッシュをオフ!

直に光をあてると主役は影の強い写真になるため、フラッシュはオフがおすすめです。
二条城 桜まつりライトアップ

●夜桜撮影は三脚か地面や塀にカメラを固定して手振れを防止!

タイマー機能を使って、シャッターを押すときのブレも防止すると、暗い場所でも綺麗に撮影できます。
木屋町 高瀬川の橋の欄干にカメラを固定してタイマー撮影。

●雨の日も写真から物語が伝わるように撮る!

カフェの窓際から雨粒と桜や、色とりどりの傘との桜、雨上がりの雫と一緒の桜など、そのときのストーリーがわかるように撮ってみるとより素敵な写真になること間違いなし!
六角堂:傘をさしたり雨宿りしながら夜桜を楽しんでいます。

誰にでもできる秘密のフォトコーディネートの三大ルール「設定・構図・光」。

偶然撮れた!というのではなく、シャッターを切る前にこの「設定・構図・光」のルールを毎回活用していくと、確実に今までより良い写真が効率よく撮れるようになります。

今まで見えなかった世界を構図や光をとらえるカメラアイで、心で見た物語が伝わる風景を撮影する楽しみを表現していってくださいね。スマホでもできる素敵なフォトライフを!

------------------------------------
[プロフィール]
佐々木美佳(ayse 愛謝 アイシェ)

「中国大連生活・観光旅行ニュース」ブログが人気となり帰国後はカメラマンに。京都の祭事や四季のうつろいを中心に「地球散歩の旅」満喫中。

関連記事

ページトップへ